Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人のサキです。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

翼がほしい!




近年の少子化の進行は深刻で、昔話の決まり文句の「昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」というフレーズが、いずれは「昔々、あるところに、男の子と女の子がいました」に替わってしまうのではと心配するほど、「あるところ」にしか子供たちが見かけられなくなりつつある。



今後のわが国の社会保障制度の最大の課題は少子化問題で、出生率を大幅に上げることに成功する政治家が現れたら、それがこの国の救世主になるんではないかとさえ思ってしまう。



しかし、そのことは別として、昨今、この国の事件事故が報道されるたびに本当にやるせない気持ちになることが多い。数多くの子供たちが悲惨な事件や事故に巻き込まれていることだ。




社会というのは本来、弱きものを守るシステムを本能として持っているはずである。



特にわが国の伝統社会は、貧しくあった時代であっても「向こう三軒両隣」の関係を中心にして、もっとも子供が育つのに適した地域社会を形成してきた、という歴史があるはずだ。



しかし、今、その地域社会が音を立てて崩れてしまっている。子供にとって地域は安全なカテゴリーでは既になく、監視していないと危険な場所になってしまっているのなら、これは何という荒廃社会なのだろうか。



子供の環境は、実は大人の都合により考えられてきた側面が否めない。



子供は子供を取り巻く環境に適応しながら大人になっていく。




そうであるがゆえに子供の幸福や不幸は環境によって左右されてしまうのだ。子供の砦としての家庭環境も家族を取り巻く社会全体の変化と無縁ではない。



子供を傷つけ、虐待し、殺してしまうまでにいたる大人もかつては子供であったのだ。彼らはどこで、何を間違えてしまったのだろう。



生命の大切さを、人の愛おしさとはかなさを、大人たちはどう伝えなければならないのか。



監視カメラは犯罪の抑止力にはならない。犯罪者がいる限り、それは社会の様々な死角において繰り返される行為だからだ。



犯罪をまったく消滅させることは不可能であることは人類の歴史が証明しているが、犯罪者が生まれぬにくい土壌を築き上げることは可能なはずだ。



犯罪だけでなく、非行の低年齢化、いじめ、登校拒否や閉じこもり、性道徳の低下、孤独な高齢者の急増、障がい者の権利侵害など様々な問題の多くは地域社会の解体や家族システムの変動と関連がある。

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しかしその元凶は、この国の社会全体にはびこる価値観の変化と関係があるように思えてならない。



大事なものは何か、口で言うだけでなく国のリーダーたちはそのことにもっと真摯に取り組まないと大変なことになるのではないか。



子供を安心して守り育てる社会が作られないと出生率も上がらないだろう。そしてそれは、人を大切に思う、何よりも命の尊さに目を向ける価値観だ。




勝ち組と負け組みの論理、費用対効果の論理、弱肉強食の論理だけで国が持つのか?




福祉はとかく対症療法的にならざるを得ないが、我々は微力であるが、身近な生活の不満を含めた生活障害から、社会全体の機能障害に目を向け、我々自身の心の中に培われた価値にも焦点をあてて考えなければならないところにきている。



この国は今、先進国なのだろうか?豊かな社会なのだろうか?