Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人のサキです。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

グループホームのバリアフリーは必要ない



グループホームであっても、認知症を併せ持つ身体機能障害を持つ方が生活することもあり得るのだから、ホームの中もできるだけバリアフリー化を進めて、不必要な段差や傾斜がないほうが良いと考えている方は多いと思う。



洗面所などを見る目も「これでは車椅子の方が自力で方向転換するには狭すぎますよね」などである。



しかし、それは違った視点であること。どんなに、機能障害程度が高くても、普通の家で生活できる機能を維持する為に、普通の家庭にある段差や、広さの中で生活できるスタイルを作り出すのがグループホームの本来の在り方だ。



その結果、移動行為も車椅子ですべて完結してしまう生活ではなく、できるだけ残存機能を使って、歩いたり、立ったりする生活を作り出すことができる。



まさに生活リハビリの視点である。



時として大規模な施設が移動距離の問題で、歩行能力が残されている方に安易に車椅子移動を日常化してしまうという状況が生まれやすいことは、大いに反省をすべきことと思う。



また平屋でないグループホームの場合、ユニットを階ごとに分けているホームが多いが、一方、2階建てでもそれぞれのユニットに1階と2階があるホームもある。



どちらがよいのだろう。



介護側の都合からすれば、階ごとに別れているほうが目が届きやすいし、階段を外出以外に上り下りするという機会が少ないので、転倒リスクが減ってよいのかもしれない。



しかし階段がまったくない生活を作ることのデメリットもあるのだ。



つまり階ごとのユニット分けは、2階の入居者が自由に外に出られない、という目に見えない制限を生み出す原因になることもある。いや、意識して外に出づらい環境を作り出していると思えるケースもある。



これはある意味での拘束だろう。



ユニット内に階段があり、居室が1、2階に分かれているホームの中には、あえてそうすることで、利用者の生活自体がバリアフリーとなる、という考えのホームもあるのだ。



ホーム内の階段がバリアではなく、管理者の考え方のほうがバリアになっている施設がある、ということだろう。



利用者のバリアになってはいけないと思う。