Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

高齢者虐待防止法の制定の背景について考える



ヴォヴォワールは、その名著「老い」の中で「この社会は老人に排他的であるばかりでなく、犯罪的でさえある」と述べている。



高齢者虐待防止法の制定の背景にも、様々目に見えるケースがあり、しかもそれは氷山の一角であるのだろう。



しかしヴォヴォワールが言う犯罪的とう意味は、虐待など直接表面に現れる行動のみを指すのではなく、それは主に社会が障害者や高齢者へ向ける「視線の冷たさ」を意味しており、偏見が高齢者の心を傷つける状況を嘆いたものだろう。



障害者や高齢者に対する偏見や無理解は減ってきているとは思うし、地域の中で障害を持っても生き生きと暮らしておられる方々も増えている。



しかし小さなことでも、時に障害を持つ方々に対する偏見を感じる場面に出くわし不愉快な思いを感ずることがある。



この社会には、まだまだ人に優しくない、優しくできない要素が数多くある。



しかも国は自己責任をあらゆるところに求め、格差社会は広がり、お金のない者は医療や福祉もどんどん使いづらくなっている。



教育基本法を新しくしても、人に対する優しさを育む教育なり、社会基盤がないとこの国の未来は荒野だ。



弱肉強食の論理が大手を振ってまかり通っている社会は本当の意味での政治が行われていない社会と思う。