Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

介護うつと共依存について

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在宅介護されてる介護者の1/3の方が介護うつを発症してると言われてます。


要介護者の加齢、認知は不可逆的なものですから、介護で目に見える成果が得にくく、燃え尽き症候群になられる介護者の方が大勢います。

共依存とは「自分自身に焦点があたっていない状態」のことで「他人の問題を自分の問題のようにとらえ、相手にのめりこんでしまう状態」です。

女優の三田佳子さんが典型的な共依存者です。

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毎回、次男の不始末の後始末をしたり、お金を渡したりなど本来、次男が責任を果たすべき問題を当事者以外の人が背負ってしまっている状態なのです。



ですから、これらは全く次男の為になっておらず、このことが次男の自立、更正を阻んでいるのです。

介護における共依存とは、介護される側が介護をする人を必要とし、逆に介護をする側も必要とされることに無意識に自己の存在を見出し、相手をコントロールして望む行動をとらせることで自分の心を保とうとする関係です。

また、世話をすること・されることを望み、それにより自分の存在価値を見いだすことで、お互いに囚われあった関係となります。

介護における共依存は何故よくないのでしょうか?

世話をしあう関係は基本的に望ましいものですが、度を過ぎると「私がいなければこの人は生活できない」と思い込むこととなり、時としていびつな人間関係に発展します。

介護の場面においては、要介護者が自分でできることでもしようとしない、介護する方が何でも自分でしすぎて要介護者のできることを取り上げてしまうといった現象を引き起こしてしまいます。

そして、時にはこの共依存が介護そのものを阻害してしまうことがあります。

・介護サービスの利用を拒む(世話をしなければならないのは私なのに、と罪悪感を感じる)。

・介護サービス利用の際、要介護者の状態を逐一チェックする(他の人との接触を楽しんでいることを恨めしく思う)。

などといった心理的動きが生じます。

これらの心理的作用から、他人を介護の場に入れたくないと考えはじめて、要介護者の自主性を奪い介護者が介護に疲れきっていくという悪循環を生みます。

例えば、いつも着替えに時間がかかる要介護者がいるとします。

それを見た介護者は「大変だ」と思い、手を貸してしまいます。

それを繰り返すうちに、要介護者は「何もしなくて着替えさてももらえる」と思うようになり、介護者は「私がいないと、この人は着替えることができない」と思うようになり、立派な「共依存」関係が構築されるのです。

良かれと思ってすることが、介護の場合では要介護者の為にならないことが多くあるんです。

知らず知らずのうちに介護における共依存者となっている方々が多いように思います。

要介護者にできるだけ健康に長生きして欲しいのであれば、以下のことを心がけてください。

・自分でできることは自分でしてもらう。

・介護サービス利用など他の人と接触するチャンスを活用する。

・レスパイトケアを活用する。

「自分は共依存かもしれない」と思われた方、共依存から抜け出すには、「共依存関係にあることに気づくこと」が第一歩です。

共依存から脱出して、一人の人間として輝いてほしいと思う。