Allo介護の不思議な世界

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今後の介護に求められている【抱え上げない介護】とは!

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「ノーリフティングケア」といい、その名の通り「抱え上げない介護」のことである。移乗介助などの際にも、利用者が体重の重たい人であろうと、介護職員が一人で対応し、スライディングボードなどの福祉用具を丈夫に活用して対応する方法である。



抱え上げる介護である限り、重たい利用者の対応について、介護者が一人では限界が生ずることになる。対応職員が2人以上いないと対応できない場面が数多くなってしまう。そうであれば夜勤帯で、介護職員が一人で対応しなければならない場合に、実質そうした移乗介護等は行えなくなり、夜間だからという理由のみによって、できないことが増える。



そのことは、日中排泄がトイレで可能となる人が、夜間におむつをせざるを得ない理由にもされてしまう。



在宅でのケアを考えた場合、そこではヘルパー等が一人で対応するのが基本なのだから、抱え上げるケアを続ける限り、できないで放置されるサービスが、昼夜を通して出てくることになる。



しかし福祉用具を利用して丈夫にノーリフティングケアが行われると、介護支援者が一人で可能となる行為が広がる。というより基本的に利用者対応は一人でできることになるわけで、ほかに支援者がいないから対応できないということがなくなるということである。



そのため排泄感覚があるにもかかわらず、夜間という理由だけでおむつに排泄せざるを得ないようなことがなくなる。いつでも離床援助が可能になる。



同時にノーリフティングケアは、正しい方法で行えば、利用者の身体負担も減ると言われている。痛みや不安がなく、スムースに移乗や離床が可能になることは、利用者にとってもメリットが多い。



ただしノーリフティングケアには、抱え上げるケアよりもより高いレベルで、知識や技術が求められることも事実だ。それを身につけねばならないが、その前に「抱え上げない」ことがいかに求められるかという意識転換も必要になるだろう。



そうしたハードルがあることは事実だが、ノーリフティングケアが浸透したその先には、福祉用具を使った介護業務の省力化という目的も達せられる可能性が高い。何より二人介助の必要性が大幅に減るだけで、少ない職員での対応できる場面が増えるということなのだから、人材不足が叫ばれる今日の状況を、わずかでも好転させる要素となり得るケアともいえる。だからこのケアの普及が求められるのである。