Allo介護の不思議な世界

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認知症は病気と思いますか?

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認知症という病名はありません。
別の何かしらの要因が原因であらわれる特有の症状を示す「状態」のことです。


認知症を正しく理解する上で、この定義はとても重要なことなので、しっかり覚えてほしいと思います。


詳しく説明していきます。


●状態とは何か?


大きく分けて5つの状態があります。


①記憶障害


物忘れと言われている、認知症状のイメージで一番有名なところです。


同じ話を繰り返す、物をなくす、記憶がないなどです。



②見当識障害


時間や日付、方向感覚や場所、人間関係がわからなくなります。


例えるなら、朝起きたらいきなり海外の知らない場所にいた感覚だそうです。


③実行機能障害


物事の段取りや計画がわからなくなってしまいます。


その為、手順が必要な料理や買い物、服薬管理や金銭管理などができなくなります。


無計画な行動や物事の優先順位がつけられなかったり、指示されないと行動に移せないなどの状態になってしまいます。


④理解力や判断力の障害


複雑な内容や展開の早い話、抽象的なイメージ(あいまいな表現)の単語や言葉への理解が難しくなってしまいます。


「何が食べたい?」ではイメージができません。


「肉と魚どちらが食べたい?」などイメージしやすい工夫が必要です。


また、人に対して悪い言葉を言うなどの善悪や運転中ぶつかりそうになってとっさにブレーキを踏むなどの判断が難しくなってしまいます。


⑤失語・失認・失行


失語には運動性失語と感覚性失語の二つの種類があります。


・運動性失語(ブローカー失語)


相手の話や言葉の意味は理解できるが、言葉が出にくく間違いが多くなる。


意図していない言葉になったりする。


また、文字を書くことも難しくなる。


・感覚性失語(ウェルニッケ失語)


言葉はたくさん出てくるが、話の意味や書いてある
言葉の意味が理解できない為、会話が成り立たなくなります。


●失認とは、身体的な問題がなくても五感(視覚/触覚/臭覚/味覚/聴覚)による認識を把握することが難しい状態をいいます。


・目は悪くないのに目の前の湯のみだけが見えていない(認識できていない)。


・視覚では食べ物と認識できなくても、匂いで食べ物と認識できる。


・触っていることはわかっていてもその場所がわからない。



●失行とは身体機能の障害がなく、行動の意思はあるが動作や道具の使い方がわからないなどの状態をいいます。


・衣服の上下や前後、ボタンをどう留めていいのかがわからなくなるなどの着衣失行。


・特に意識してない運動はできるけど、指示やマネをしようとするとうまくできなくなってしまう観念運動失行。


・長年してきた動作であるボタンを掛ける外す、
小銭を掴むなどができなくなる肢節運動失行。


・道具の名前や使い道はわかっているのに使い方がわからなくなる観念失行。


・物をうまく形にすることができない構成失行。



老化による物忘れと、認知症には明らかな違いがあることをわかってもらえたと思います。


今回は、これで終わりにします。


ご購読いただき、ありがとうございました。