「食事介助」「排泄介助」「入浴介助」が3大介護と言われています。
介護施設では、障害等で自力で食べられなく、食事介助が必用な利用者が非常に多いということがあります。
介護職員は1日当たりの人数が限られていますので、食事の支援を左右の利用者、前の利用者の3人を同時に食事介助することがありますね。
介護はホントに大変と思います。
さて、デイサービスやショートステイでは、家族との連絡帳に食事の摂取量を報告することになっています。
これは、介護職が無理やりに食事介助して食べさせている場合、本来の意味はないと思います。
ですが、家族の方を納得させたいのか、食べものを受け付けない高齢者に、食事介助をして無理やり食べさせる介護者も多々います。
これは『虐待』です。
事実、欧米では無理やり食べさせる介助は「虐待」と見なされ、口からモノを食べられなくなったらあきらめるのが一般的です。
利用者の家族は無理やりにでも、食事を食べさせて欲しいか、欲しくないのかは、介護施設にきちんと言うべきです。
施設長、看護師、介護職は、利用者に何が何でも「完食」させることが、自分達の介護の力量だと勘違いしてる無知な職員が介護施設には沢山います。
親に対して「一日でも長生きして欲しい」と思うのも、当然のことなので、食事を無理にでも食べさせて欲しいと言われることを、わたしは非難するつもりはさらさらありません。
ですがわたしの場合は、口から食べられない=寿命だとの死生観を持っていて、それこそが自然死だと思っています。
その介護に対して、様々な視点から考える必要があると思う。