Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

やる気とやるための知恵が大切であるということ!

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今回も入浴について取りあげる。



一人の介護担当者が、居室から脱衣所への誘導及び浴室内介助をすべて担当し、一人の利用者が居室から浴室に移動し、入浴支援を受けて居室に帰るまでの一連の行為をすべて責任を持って行うことで、入浴支援は作業から行為へと転換が図れる。



それでは支援時間がかかり過ぎて、対応すべき人数がこなせないと思うかもしれないが、浴室に今連れていかなくても良い人たちの長い行列を作るという、「業務ロス」がなくなる分、業務は効率化ができる。



そもそも入浴支援を3場面に切り分けて、「分業」する場合、入浴支援を行うためには同じ時間に入浴支援に携わる人が最低3名必要になる。この3名のタイミングを合わせてやっと入浴支援ができるのである。それは3名同時に、入浴支援以外の業務には携われなくなることを意味している。しかもそこではまだ脱衣所に連れてくる必要のない人を、1時間も前から連れてきて廊下に放置しておくというロスが生まれる。



一人の担当者が一連の入浴支援をすべて行うなら、その担当者が入浴支援をできるタイミングで、いつでも誰かを入浴支援できるわけである。そしてそこには必要のない時間に利用者の移動支援を行うというロスは生じないし、廊下に利用者を放置しておくという不適切な状況も生まれない。



つまり入浴支援担当者は、一斉に入浴支援する必要はなく、例えばA職員が自分の今日の担当者を入浴支援している間に、ほかの職員は入浴以外の業務を行っているということであれば、入浴だけで現場の仕事が手いっぱいになって、ほかの仕事に手が回らないという状態にはならない。もちろん、その日の一日の流れを読みながら、ある時間帯は、A職員とB職員の2名が入浴支援にあたって、たまたま浴室でそれぞれの担当者が二人同時に湯船にゆっくり浸かるという場面が生じたって良いわけである。



毎日の入浴支援によって1日に入浴する人の数が減ることに加え、日々の一斉介助をやめ、その日の業務の担当者が、利用者の暮らしに合わせて様々な支援を行うことによって、一つの支援行為だけに手を取られて、ほかの業務に手をかけられないという状態は軽減される。



そこにシフトの工夫を加えて、早出を1名少なくして日勤者もしくは遅出を1名厚く配置する日を造ったり、早出や遅出の勤務時間をユニットごとに変えたりすることで、様々な工夫ができるのである。その結果、配置職員を増やさなくとも、入浴支援ができる日を増やすことは簡単にできると思う。

ここに示した方法は、一つに過ぎず、そのほかにも様々な業務システムの改善で、ケアの品質は向上させることができるのだ。



要はやる気とやるための知恵が大事になるということである。やる気も知恵もない人は、ほかの仕事を探せばよいだけの話。



人が足りないからできないのではなく、知恵が足りないからできないのではないかと疑問を持ってほしい。介護の本質の向上のためには、そんな風に自らの姿勢を振り返ることが求められると思う。