Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

悪い思いで!考えるだけで、とんでもないことだ

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世の中には、いろいろな死がある。



高齢者の死も様々である、天寿を全うした安らかな死もあれば、予期せぬ死もある。



10数年前の話しを、思い出したので記事にします。



中部地方に住んでいた方が、認知症の妻とともに使われなくなった火葬場の焼却炉に身を投じ自らの命を絶った高齢者夫婦の死は、なんともやりきれない思い出である。



夫は財産を市に寄付するなど、生前から妻と共に死に行く準備を万端整え、葬送曲とて車からクラッシックをエンドレスで流し、火を点じたものであった。



覚悟の自殺だから、選択肢の一つであり個人の意思だから、気の毒がったり、悲惨さを感ずる必要はないという意見はあったが・・・



とんでもないことと思った。



死しか選択肢がなくなるまでの高齢者の心の葛藤は、そんな生易しいものではないはずだ。少なくともこの夫にとって、認知症の妻の世話をしながらこの世で生きることの辛さは死の恐怖より大きなものになった。



こういう「死」に対し心を震わせることのないような感性の持ち主が「人の生き様」に関わる職業には就いてほしくないもの。



心の平安を、生きているこの世に求めることができず、浄土に救いを求めざるを得ないような「死」が増えるとしたら、この社会とはなんと貧困な社会なのであろう。



少なくとも、そんな社会にするために生きているわけではない。たまたま社会福祉という分野にかかわりを持っている者の責任として、全ての人々に、生きる喜びを見出せるような社会をつくるためのアクションは常に必要と思う。



人の命は荘厳なるものなのだ。そして生きること、生きる場所としての、この世の中を荘厳な命が輝ける場所にしないで、何が他に優先されるというのだろうか?



様々な社会問題を、すべて政治や制度に原因を求めることは正しくないが、ただひとつ聞いてみたいことがある。



みなさんへ、こういう「死」があったことを、どう感じますか?