Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

予防給付と過小サービスの闇

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現場には様々な問題が散見している、予防給付対象の利用者は、定額報酬ということもあり過剰と思われるサービスを削っている。



訪問介護では90分以上の生活援助の費用算定が何時間にわたろうと同額であり、その部分で内容の削っているケースもある。



新たなニーズやインフォーマルな支援の強化などで必ずしもネガティブな状況ではないが・・。



そうすると実際に「過剰サービス」は存在しており、その見直しを行うことで給付費用の削減効果はある。



そういうポジティブな部分にスポットがあたるケースはあるだろうが、さほど全体の給付費抑制効果になっていない。



それよりも危険な視点は、現場のケアマネが国の言う「予防効果」なるものを真に受けたり、「過剰サービスが介護度を悪化させている」という根拠のない指摘を鵜呑みにして、必要なサービスまで抑制させている。



過剰サービスという理由をつけて、定額報酬部分を事業所側だけの都合で捉え、必要なサービスまで抑制している「過少サービス」のほうが要介護度の悪化や生活の質の低下に繋がりかねないと思う。



後期高齢者世帯の妻が倒れたとき、身体部分は自立していても家事能力に欠ける夫に対する必要な援助は「生活支援」としての家事援助だ。このようなケースで筋トレや家事能力を向上させるプランは意味がない。



90近い人がそれまでまったく家事を行っていなかったのにヘルパーと一緒に調理をして何か効果が出ると思っているのか。運動器の向上が生活を変えるのか?それより身体が自立しているのだから、必要な家事支援をきちんとして、筋トレを行わなくとも他者とコミュニケーション機会を持つため通所サービスに通うほうがよっぽどいい。




訪問入浴にさえ介護予防訪問入浴というものがあり、要支援者が利用できる。そんな必要がなぜあるのか?



その答えは国は自ら「精査する時間がなかったので、とりあえず既存の全サービスを対象とした」といっている。



こんな瑕疵だらけの設計図で構築された予防給付が介護予防に繋がるなんていう考えは幻想に過ぎない。



その幻想にとらわれて「過少サービス」のプランが増え、生活障害が広がらないことを願っている。