Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

介護実習の心得

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介護実習とは、心構えを学ばせる必要があります。



机上で理解していることを、実践の場で生かせるか、実際の介護場面で、どのように利用者に心を配って配慮するのかという実地の場が介護実習です。



介護実習で求められるのは「おむつ交換」という作業技術を身につけることではなく、排泄ケアとしておむつ交換がケアであるという意味を知ることです。おむつ交換に付随する様々な「心配り」をごく自然に身につくように訓練することが、介護実習には必要です。



「心配り」のなかでも大事なことは、羞恥心に対する配慮であり、おむつを使わざるを得ず、その交換を身内ではない他人に委ねなければならない人々の気持ちを理解し、心の負担を少しでも軽くする配慮ではないでしょうか。



そのことを無視した作業技術の向上など百害あって一利なしです。おむつ交換技術だけを求める実習では、将来の学生の「伸び代」を削ってしまうことになりかねません。



介護実習指導者は、そのことを肝に銘じて実習プログラムを立てて欲しいと思います。そして実習に臨む学生には、技術の基盤となる心配りがなぜ必要で、その心配りをどういう時に、どういう方法で援助技術と結びつけるのかを、実習期間中にずっと考え続けさせて欲しい。



おむつ交換という行為を実習の中で行うということは、実習生におむつ交換という行為を、学生という立場の人に、してもらわねばならない人が存在するということです。学生にはその意味を深く考えて欲しいのです。あなた自身がおむつをせざるを得ない状況になったとして、見ず知らずの若い学生が、実習生という立場であなたの暮らしに関わるようになったときに、喜んで下の世話をゆだねる気持ちになれるかということを考えてほしい。



専門知識も不完全で、援助技術も未熟な学生が、関係性も深まっていない段階で、人間の尊厳に深く関わる羞恥心を伴う行為援助を行って良いのだろうかという疑問符から入らねば嘘だろうと思います。そういう意識を持つべきが、福祉を学ぶ学生の立ち位置だと思います。



お年寄りの皆さんは「教材」ではなく、一人一人が尊厳ある人間なのです。それらの人々は、この国を支え、地域を支え、家族を支えてきたかけがえのない人々なのです。



我々は、そうした人々の身体介護に関わることを許される関係性を持たねばならないし、そのためには謙虚にお世話させていただくという気持ちを常に忘れてはならないのではない。



学生の知識と技術を高めるために、人に見られて恥ずかしい部分も全て晒して、学生のために協力してくださっている高齢者の方々に、心からの感謝の気持ちを持って、真摯に勉強させていただくという思いを持つことが、学生時代の実習に一番求められることではないだろうか。



だから・・・全国の介護実習生の皆さん。どうぞ人の心の痛みを分かる人になってください。人が人に対して恥ずかしさを感ずるとき、私たちは何をすべきか、どのように配慮して心の負担を軽くすることができるのかを考える人になってください。



そのためにも、どうぞ立派な介護福祉士になる前に、感じの良い人になって下さい。感じの良い介護福祉士になって下さい。



良い技術を持つ前に、良い心を持つ人になってほしい。感謝して、もてなす心、それを大切にしてほしいと思う。