Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

当たり前の介護

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何らかの支援を必要とする人々にとって、介護サービス事業所や介護施設は、自らの身体をゆだねる場所でもあるのだから、そこでは安心と安全が担保されなければならない。



しかし多くの介護サービス利用者は、そこが介護サービスを提供する専門機関であり、介護の専門職が集まっている場所だと信じているから、自分を護ってくれる場所だと信じ、自分が安全に介護を受けることができるシステムがどうなっているかなどと確認することもなく、事業者に信頼を寄せてサービス利用する場合が多い。ましてそこで自分の身が、配慮に欠けた介護士の対応によって傷つけられるなんて想定もしていないだろう。



もちろん想定外の事故はあるかもしれないと思っている人はいるだろうが、普通に日常ケアを受ける際に、事業者のあり得ない不注意や信じ難い確認ミスによって、自分の生命に危険が及ぶなんてことは想像さえしていないだろう。利用者の家族もそんなことをいちいち心配しているわけもない。むしろそのような心配をさせること自体が、サービス事業者の信頼性が揺らぐ要因である。



介護サービスを受ける際には、排泄や入浴という行為の支援を受けることもあるということであり、それは自分の裸をさらして介護を受けなければならないということだから、そうした行為支援を受ける人々にとって、羞恥心に配慮された適切な支援を受けるのは当然であって、それは高品質サービスの範疇ではないはずだ。



最低限の身体状況を護るという配慮は、介護という形のないサービスにとっては当然必要なことで、そこで利用者の身体を護るための方法がとられることは、配慮という言葉にさえならないほど当たり前のことである。高品質サービスというのは、そうした当たり前の、最低限のサービスを担保したうえで積み重ねられるものである。



だから良い介護をする前に、当たり前の介護をしなければならない。



高級食材を使った素晴らしい料理が提供される施設であっても、豪華な設備に飾り付けられた施設であっても、この最低限の基本的な方法が守られていない場所では、利用者の人権も身体も護ることはできず、それは介護とは言えない。



最低限のサービスレベルを担保していない人による、当然のことがなされていないことによる悲惨な事故が毎日起こっている。